協会情報

協会の沿革

2006年 工法4社は技術者技術の確認のため技量試験および適格性認証による技量資格証の交付と第三者による資格認証殿確立を目指事の合意協定が結ばれた。
2007年 治金工学、建設工学の学識経験者およびゼネコン・設計関係監理者と共に、(一財)日本建築総合試験所によって第三者機関としての必要な組織づくりに着手した。
2008年 大阪大学接合化学件研究所教授および准教授3名、神戸大学工学(研究科土木学会副会長)黒木幸三設計事務所所長、独立行政法人雇用・能力開発機構・兵庫センター溶接科、(財)日本建設総合試験所の協力によって全国鉄筋溶接接手工法協会として第三者機関としての新規学科試験および実技検定試験を実施。
2009年 一般社団法人 全国鉄筋溶接継手工法協会として法人化となる

アクセス


〒577-0824

大阪府東大阪市大蓮東3-14-7 kan-atsu 2階2号

TEL:06-6720-2002 FAX:06-6720-2003

協会の理念

鉄筋溶接継手(A級継手)

我が国では、建築・土木構造物は、鉄筋コンクリートによってその大半が建造されてきました。

その構造物を支える鉄筋の継手部工事は、重ね継手に始まり、ガス圧接継手、機械式継手、溶接継手と多種多様化してきました。その中でも、溶接継手工法は、近年の構造物のPC化、先組工法の導入、太径鉄筋、高強度鉄筋への対応を早くから可能にした継手として、需要を拡大してまいりました。

溶接継手は、接合部を鉄筋強度を上回る溶着金属で溶融接合し、高い強度を確保することが可能な工法で、今後ますます実用性に優れた継手工法として注目されています。

(一社)全国鉄筋溶接継手工法協会の発足と理念

ご存じの通り、特殊な鉄筋継手については、(財)日本建築センターコンクリート構造評定委員会によって、資格申請会社の技術、性能、品質管理、技能者教育、指導責任を明確にした指針に基づき、A級継手としての工法評価を認定され、各工法認定会社毎に資格認証が行なわれてきました。

しかし、工法評価会社における独自の資格認証は、外部的にも資格試験、検査、認証の実態、透明性、信頼性に乏しい面があり第三者による技量資格検定試験、適格性認証と資格の交付が不可欠とのことから4工法の働きかけにより2008年に学識経験、者監理者公的機関などの協力により創設し2009年に一般社団法人として設立し、第三者機関としての資格制度に従い技量資格を交付している。

当協会では、技能資格認証の透明性と信頼性の確保を図るため、平成20年4月以降より公的機関((財)日本建築総合試験所)立会による各工法認証の技量資格者認証を統合、有効期限短縮とともに、新資格証への統一化を図ってまいりました。

これにより、検定試験のすべては公的機関立会のもとに実施され、学科試験・実技試験の採点・破壊試験のすべてを第三者公的機関に委託し、適格性評価認定を厳正に行われてきました。

現在では、大部分の技能者当協会交付によるものとなり、各ゼネコン・監理者方から資格制度の有効性を広く認知いただいております。

また、技量適格性人英の第三者的評価に併せて、溶接監理技術者講習会の実施、品質管理体制の充実化、溶接技術の向上を目指した技能者講習会の実施、新技術の研究を積極的に実施し、普遍性をもって建設産業に貢献していく所存です。

調査・研究活動

当協会は、これからの溶接技術の確立と品質管理体制の確立、建設業界への貢献を目指して4つの部門に分け、調査・研究活動を続けています。

主な活動内容

資格の認証制度
技能者認証制度
管理技術者の認証制度

講習会の実施・技能者育成
技能者育成制度・指導者育成制度

講習会の実施と新技術の発表等

調査・研究
新技術の研究・検査方法の確立

施工管理方法の確立・仕様書の作成・改訂

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